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お金や投資について学びたい初心者におすすめの本3選

「お金のことや投資について勉強したいけど、何から手を付けていけばいいのかな?」

そう思う人は多いのではないでしょうか。

人生においてお金のことは大事で、必須知識の1つです。しかし、意外と学ぶ機会がないのも事実でしょう。

いざ勉強してみようと思っても、なにから始めればいいのかがわかりにくいですよね。そんな人におすすめなのは読書です。

お金や投資についての本を読んでみることが、マネーリテラシーを上げる第一歩だからです。

「でもお金の本って多すぎて、どんな本を読めばいいのかわからない……」

そう思うかもしれません。

そこでこの記事では、お金や投資について初心者でも理解しやすいおすすめの本を3冊ご紹介します。

ぜひ参考にしてください。

目次

この3冊を読めばお金の基礎体力がつく

まずは全体像から解説します。この記事でおすすめする本は以下の3冊です。

  • 1日1分読むだけで身につくお金大全100
  • 全面改訂 第3版 ほったらかし投資術
  • サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット

この3冊を読めば、お金や投資についての基本的な知識が身につきます。

上から順番に初心者向けの内容になっているので、できれば順番に読んでいってください。

どの本も筆者が実際に読んで、参考になったと感じている本です。

まず『1日1分読むだけで身につくお金大全100』で、お金についてさまざまなことを学び、次に『全面改訂 第3版 ほったらかし投資術』で具体的な投資術を勉強します。

そして、最後に『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』でお金や投資についての本質的な心理面を身につける、そんな順番になっています。

以上が3冊の全体像です。

では次から、個別の書籍について見ていきましょう。

1冊目:1日1分読むだけで身につくお金大全100:著者 頼藤 太希 高山一恵 出版社 自由国民社

この本は一言で言えば、「初心者向けお金の総合書」です。

お金の基本から、節約・税金・お金の貯め方・投資のことなどさまざまなことが載っています。

しかも見開きで1トピックなので、非常に読みやすく、自分の興味のあるところからさっと読めるのです。

したがって、自分の知りたいことが早くわかるので、まさにお金のことに興味が出てきた初心者にうってつけでしょう。

もちろん、最初から通読するのもOKですよ。

具体的な内容を1つ挙げましょう。

たとえば、第2章は「1分でわかる!お金の節約の基本」となっていて、節約がテーマで書かれています。

その中で015の「住宅は購入する?それとも賃貸?」というトピックでは、購入した場合と、賃貸の場合を具体的に比べてくれて結論を出しています(ちなみに、結論は賃貸がおすすめとのこと)。

このように各テーマやトピックごとに具体的に結論を出しているので、初心者には嬉しいでしょう。

注意点としては筆者が持っているのは旧版で、現在は改正版が出ていますので、今から読む人は改正版をおすすめします。

2冊目:全面改訂 第3版 ほったらかし投資術:著者 山崎元 水瀬ケンイチ 出版社 朝日新聞出版

この本を一言で言うなら、「投資に興味をもった初心者が、具体的な投資の行動を取れるようになる本」です。

内容は、その名の通り「ほったらかし投資術」と言ってもよく、投資初心者でもあまり手間を掛けずにそれなりの利益を狙える投資術が書かれています。

かなり具体的に書かれていて、おすすめの投資信託の商品もズバリ紹介されています。

したがって、投資初心者でも迷いなく行動に移せます(ちなみに、おすすめの投資商品は、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」です)。

専門家である山崎元さんが著者の一人なので、投資の理論的な背景もしっかり説明されています。

この本には、投資の3大原則として「長期・分散・低コスト」が挙げられていますが、よくあるのは「長期・分散・積立」の3つが一般的には言われています。

最後の「積立」が「低コスト」に変わっていますが、その理由も説明されています。

違いを知りたい方は、ぜひ本書を読んでみてください。

3冊目:サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット:著者 モーガン・ハウセル 翻訳者 児島修 出版社 ダイヤモンド社

この本を一言で言えば、「お金や投資について本質的なことが書いてある本」です。

紹介した3冊の中では、最もレベルが高い本なので、初心者向けの中に入れるかどうか迷いました。

しかし、初心者向けのうちに本質的なことを学んでおくのは良いことだと判断して、入れさせてもらったのです。

内容はその名の通り、お金に関する心理学を学べる本です。

投資とは人間の心理がなすものという考えをわかりやすく、しかし本質的に学べます。

20章に分かれており、その一つ一つはそこまで長くなく、翻訳本ですが読みやすいです。

この本は20のテーマが独立しているので、どこから読んでも問題ありません。

個人的に勉強になったのは、第17章「悲観主義の誘惑」です。

「悲観論は、楽観論よりも賢く、もっともらしく聞こえる」と本書に書かれていますが、たしかになんとなく楽観的なものの見方よりも悲観的に考える方が物事をよく見ている感じがしますよね。

たとえば、日経平均が大きく上がると楽観的に主張するよりも、〇〇という理由で暴落するといった悲観的に考える主張のほうが、メディアで注目を集めます。

このような心理についても、詳しく解説してくれているので投資を始める前にはぜひとも読んでおきたい本の1つです。

【状況別】1冊だけ読むならおすすめする本は

紹介した3冊はできれば順番に読んでほしいのですが、さまざまな理由で1冊だけ読みたいという人もいるはずです。

ここでは、そんな人に向けて1冊だけ選ぶならこの本が良いとお伝えします。

超初心者でお金のことがよくわからない人

そんな人には、『1日1分読むだけで身につくお金大全100』がおすすめです。初心者向けのお金のことが網羅的に載っているので、まずはこれから手に取ってみましょう。

具体的な投資の行動について知りたい人

ずばり、『全面改訂 第3版 ほったらかし投資術』がぴったりです。どのくらいのお金を何に投資するのかが具体的に書かれているので、迷わずに行動に移せるでしょう。

少し難しくても本質的なことを学びたい人

少し背伸びをしたい人には、『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』をおすすめします。人間の心理とお金の関係が深く学べますよ。

まとめ

以上、お金や投資について学びたい初心者におすすめの本を3冊紹介してきました。

どの本も定評があり、あなたのマネーリテラシーを高めてくれるものばかりです。

お金の問題は一生ついてくるものなので、この記事を参考にして少しでもお金についての知識を身につけてほしいと思っています。

そうすれば、あなたの人生はもっとより良いものに変わっていくでしょう。

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